2012年11月11日日曜日

世界一有名な日本人?




 今日カルフール(大型スーパー)に行ったら書籍コーナーのランキングになんだか見た事のある絵が。
 これってもしかして「ちひろ」さんじゃあ??っと思い手にとって見ると、なんと本はあの、黒柳徹子さんの「窓際のトットちゃん」なのであった。
 
 「トットちゃん」は中国語では「小豆豆」と訳されている。「dou」という「トット」に近しい音と「豆」の持つ「小さい」、「かわいらしい」イメージが重なって非常に「いい訳」のような気がする。

 表紙の帯には「连续8年位居全国畅销书排行榜(連続8年全国書店売り上げランキング入り)」と言う文字と、「入九年制义务教育小学本(九年生義務教育小学校教科書入り)」、「年度最有价值图书(年間最も価値のある書籍)」という栄誉ある文字が高らかと踊っているのであった。

 反日とか、日本製品の閉め出し、とか言われているものの、教育に使われているのが日本の書籍、だという現実を目の当たりにすると、なんか少し「ホッと」救われる気分になる。
 教育の部分では、「いいものはいいもの」として、国籍問わずに受け入れている現実があるのだ。
 こーいうことって結構根深い問題になってきそうだから、やっぱり子供の教育に「政治的な問題」を挟み込むのはやめるべきで、トットちゃんは反日の壁を越えるスーパー少女としてこっちもなんだか誇らしい気分にならざるを得ない。

 帯にはさらに「33種類のコトバで全世界で刊行される」とも書いてある。まさに世界一有名な日本人の一人として「トットちゃん」が君臨していると言っても決して言い過ぎではないようだ。
 まあ「小豆豆」と訳されたトットちゃんはもはや日本人ではなく中国人化されているかもしれないが。



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