2012年9月18日火曜日

9.18(満州事変)@上海


 9.18事変、日本で言うところの「満州事変」があった今日は、上海でも早くから大規模デモの計画がされており、実際予定通り遂行されたようである。

 上海の日系企業は、多くが今日は休日自宅待機となっており、私の勤める会社も例に漏れず自宅待機となっている。そんなワケで私的にはチャンスとばかり、今日はクレジットカードの審査と、ジャズフェスのチケットが来るように手配しておいたのであった。

 反日一大デモの計画のその日に、日本人の自宅まで営業しにこなければならない中国人もかわいそうだが、こちらだって見ず知らずの中国人をこんなに世間が「荒れている」と言われる時期に家に招き入れるのは気が引けもする。実のところ内心ちょっとそわそわしていたのだが、どちらも反日のデモが行われているとはまったく感じさせない非常に普通の対応でやってきて、去っていった。 

 ただ、クレジットカードの方は申請したはずのカードの「申請書が切れてしまった」という訳の分からん理由で、申請したのとは全く別のしかもプラチナカードの申請書を持ってきたので、丁寧にお断りし帰ってもらうこととなった。チケットの方も4枚頼んでおいたはずがたった2枚しか来なかったので、「やり直し」をお願いして帰ってもらうことに。

 こんな風に、段取りの悪さも完全にいつもと変わらず、平穏な上海の一日を今のトコロ過ごせている。

 先ほど牛乳を買いに近くのスーパーまで行ってみた。こちらはわざわざ着ていたユニクロのTシャツを脱いで無地のTシャツに着替えてから行ったのに、町中フツーに日本車は走っているは、ヤマザキパンの紙袋を持ったおじさんは平気で歩いているは、普段と全く変わらない感じであった。

 上海でも場所によってはかなりの人数を集め、反日集会をやっていたらしいが、なんだかんだそれも結局一部の人たちの話で、大部分の上海人は今のトコロは冷静に傍観しているようだ。

 ちなみに「9.18事件」をグーグル日本で検索してみると満州事件ではなく全く別の「アイドルマスター2」とかいうゲームの件が出てきてしまうトコロに、両国の歴史問題の捉え方にも大きく差が出ているコトを強く感じさせられるのは私だけか?

 日本と中国、アメリカも加わってどのように収拾をつけるのか見物ではあるが、影響ををモロに受けるこっちに住んでる日本人の一人として、取り急ぎ、なんとかしてもらいたいものである。

中国最有力検索サイト「百度」の本日のトップ画面は、尖閣諸島に中国の国旗を立てたデザイン

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